稲作民俗の源流~日本と世界~
stoms of rice growing i Fork customs of rice growing in the world and Japan Native・Place Kyo-Tanabe-city
世界の民俗!!
神々の島”バリ”の民俗儀礼A Folk BARI
「京都民俗」第13号 1997.12 (花園大学文学部史学科 芳井敬郎研究室)
1.はじめに
2.住民の生活とくらし
ヒンドゥー教の社会 バリアガ トゥガナン トル二ャン 村の組織と慣習
稲作儀礼 稲の栽培と古代米
3.バリの宗教と儀礼
バリ独自の儀礼 家族の通過儀礼 結婚式 儀式(火葬儀礼) その他儀礼 祭りと芸能
4.おわりに
お問合せ 京都民俗学談話会会誌
インドネシア・トラジャの民俗
~葬送・豊穣儀礼について~
トラジャの住居
舟形屋根の高床式住居と穀倉
彩色彫刻
葬送儀礼 ランブソロ
アルック・トドロ
生の儀礼 ランブツカ
メロック
トラジャの死生観
お問合せ 京都民俗学談話会会誌
佛教大学文学部史学科まで、花園大学文学部史学科 研究室
タイ北部の少数民俗・
アカ族の民族
アカ族の村 帽子 刺繍
日本の民俗
京田辺市周辺ガイド
■京田辺キャンパス学生マンション ■”かぐや姫の里”京田辺 ■日本と世界
■同志社大学 ■キャンパスに残る文化財、同志社 ■ 新島襄旧宅
神社以前の祭祀 The Religious Former Shrine
~オハケと御仮屋~Centering Around"Ohake"and"Okariya"
1.はじめに
2.神社祭祀の変遷
3.オハケについて
オハケの事例
「榊挿し」の事例
4.御仮屋について
御仮屋の事例
大嘗祭、御仮屋の事例
5.稲作儀礼の神霊
教養大学 第10号 執筆:永井俊哉から卑弥呼としての天照大御神
天の岩戸神話の真相 http://www2s.biglobe.ne.jp/~t-sato/index18.html
6.おわり
神さんの話 http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Gemini/1043/cg1.html
「祭」とは「神」とは何なのか!
祭りの語源とは、祭りを行うことによって「神に近づいてマツワルことである」と言われています。
つまり祭りをすることによって私達は、自分の家を始め地域共同体の一員として祖先と共に生きていることを実感し、祖先である神
(祖先神)から頂いた生命を再び沸き起こさせてくれる。
これによって私達の生命が躍動して、その喜びと共に共同体がいったいとなり喜びをもたらす。
また、私達が生きていくためには、命の根源である貴重な食べ物をお供えして神(祖先)に感謝すると共に、その供え物を神(祖先)
と共に共食することによって祖先と共にいる事を実感する。
詳細は、下記の本を御覧下さい。
神職装束について、巫女の装束は代について(淨衣と緋袴)
神祇装束(襦袢・白衣・袴・帯・足袋・草履)のセットでおおよそ35000円。
浄衣は30000円~80000円。巫女の緋袴は10000円~65000円。
布の種類や仕立て方によって値段がかなり違います。(正絹はやはり高価です)祭の時に着る正服や狩衣も色々あります。
参考までに様々な神祇装束や持具を取り扱っているHPです。
http://www.yusoku.com/
例祭の古式神饌についてThe classical offerings of anual ceremonies
~京都・奈良・滋賀を中心にA Case Kyoto、Nara、and、Siga
「京都民俗」第13号 1995.12から 花園大学文学部史学科 研究室
1.はじめに
2.古式神饌の種類
朝御膳・夕御膳 伊勢神宮 御棚神饌 佐牙神社の百味 上賀茂神社 春日大社
稲作以前の神饌 水度神社の「栗椎」 北白川天神宮の「高盛御供 唐菓子 春日若宮の「ぶと
佐牙神社・御旅所の百味 日枝神社の「ちん」 月読神社の「ゆとう」 下鴨神社の「ぶと」
大和神社の「ブトノクチ」 祇園社の「ぶと」 神仏に共通する神饌 談山神社の「百味の御食」
春日若宮の「御染御供」 白山神社の「百味の御食」 佐牙神社の「百味」 酒屋・両社神社の「笠餅」
お問合せ 京都民俗学談話会会誌
例祭の古式神饌についてThe classical offerings of anual ceremonies
~京都・奈良・滋賀を中心に (その2) A Case Kyoto、Nara、and、Siga
「京都民俗」第14号 1996.12から
穀類を蒸したもの 天皇神社の「盛相」 玉田神社の「しらむし」 北野天満宮の「菜種御供」
大大和神社の「ちまきと牛の舌餅」 高木神社の「鳥御供」 棚倉涌出宮の「御供盛り」
八幡神社の「御供盛り」 北白川天満宮の「盛相」 北野天満宮の「甲御供」 老杉神社の「御供」
男女のシンボル 高木神社の「五百母祭り」 上賀茂・下鴨神社の「葵桂」 棚倉涌出宮の「男根」
八幡神社の「男根・女陰」 人身御供 老杉神社の「ヒトガタ御供」 杉山神社の「人身御供」
倭文神社の「人身おん供」 ずいき神輿 北野天満宮の「ずいき神輿」 大将軍八神社の「ずいき神輿」
棚倉孫神社の「ずいき神輿」 御上神社の「ずいき神輿」 御園神社の「ずいき神輿」 その他神饌
大神神社の「神饌松明」 伊勢神宮の「神饌松明」3.神饌の調整 神饌調整の場所
神饌の容器と盛り方4.神饌の運搬 頭上に乗せる 唐櫃などに納め担う 御供船に乗せる
5.神饌の供え方 浄闇の深夜に供える 献饌の方法 息のかからないように供える
6.おわりに
上記内容の詳細は、下記の本で御覧になれます。
題名『稲作民俗の源流―日本・インドネシアー』
初版発行 2001年2月20日 発行所 文理閣 図書出版
定価 5000円+税 上記本の写真と内容 詳細は左をクリック!
※お読みになった方からメールをいただきました。
「稲作民俗の源流―日本・インドネシアー」を読んでお礼のメールをいただきました。 2005年8月5日 21:36
ディスカバリーチャンネルなどででリポートされている方から
とても中身が濃く、何度もまだまだ読み込める可能性を秘めた素晴らしい御本です!
御本の中にもありました「先祖と一体になる」という言葉!素晴らしい表現ですね。
これは「感謝」の枠を超えた人生観であり、宇宙観であり、哲学だと感じました。
===== 切取り線 ======== 切取り線 ====
特別特価(筆者発送分のみ)
定価5000円+消費税を(本の郵送料500円ご負担下さい、消費税は当方負担)
合計5500円をお振り込み下さい。
ー著者直接の、予約申込ー
名 前
郵便番号
住 所
電話番号 FAX番号
Eーmail
5000円(本代+郵送料はB5版の為ご負担下さい)合計5500円を下記の郵便振込 講座番号へお送りください。
『郵便振込』 講座番号 00920-7-40389
加入社名 小泉芳孝 通信欄 稲作民俗の源流~日本・インドネシア~ なお発送は、上記が当方に到着しだい発送させて頂きます。
※お問い合わせは、ここへメールをお送り下さい。
"かぐや姫の里”京田辺竹取翁 博物館
Taketori okina Museum
Fork customs of rice growing in the world and Japan Native・Place Kyo-Tanabe-city
展示品:竹取物語の舞台となった山本駅跡や筒城宮、
月読神社「かぐや姫」に関連するもの。日本や世界の民俗・考古資料等。
特 色:古民家を再生利用!! 土蔵や古材生かした内装!!
設立目的: 国民の教育、学術、文化発展に寄与する。
「大筒木出版」
色々な出版物を製作する為の「大筒木出版」を同時に作ることになりました。
皆様も自費出版など本の制作を考えておられる方は、気軽にお問い合せ下さい。
ワープロなどで作られた原稿は、簡単に本に仕上げることが出来ます。
皆様のお手伝いにお役立て頂ければ幸いです。
http://taketori.koiyk.com/ootutu-shupan.html
■出版物の販売(博物館・筆者発想のみの特別価格)
1.『竹取物語 現代考』小泉芳孝著
定価6000円+税→博物館特価4000円(税込) A5版 447ページ
(本の郵送料500円と消費税含みます)郵便振込のみ4500円
この本は、20数年前から研究してきた「竹取物語の舞台が京田辺」であるという説に基づいたもので、今までの翁の名前が「さるき」を「さぬき」として讃岐神社としているのを全面的に否定している。それは、現存最古の天理大学の『竹取物語』に「さかきのみやつこ」が記されていてそれを採用している。また、何故京田辺なのかを内外の例を挙げて詳細に解説している。
その他の特色としては、旧仮名遣いの原文で読みにくく判りにくいので、原文に多くの漢字を採用して読み仮名をつけて判りやすくしている。さらに、原文の判りにくい用語については、注釈をを入れ、解説文も入れている。
〈著者紹介〉
小泉芳孝(こいずみ・よしたか)
1947生まれ
京都府立城南高等学校卒業
日本写真専門学校卒業
近畿大学法学部卒業
佛教大学文学部(史学科)卒業
現 職 竹取翁博物館館長
大筒木出版代表
学生マンション「スカイハイツ三山木」オーナー
職 歴 大阪映画(株)撮影部
(株)京都放送(KBS京都)
所 属 城南郷土史研究会会員
諸団体 京田辺市郷土史会理事・京都地名研究会常任理事・
京都民俗学談話会会員・京都府立山城郷土資料館会員
などを歴任
専 攻 日本民俗学 郷土史 古代史 法律学
著 書 『稲作民俗の源流 ?日本・インドネシア-』
共 著 『京都の地名検証』『京都の地名検証2』
『京都民俗』『筒城』ほか投稿
資 格 法学士 文学史 博物館学芸員 潜水士 PADIライセンス アマチュア無線技師
E-mail koiy@leto.eonet.ne.jp
H P http://taketori.koiyk.com
2.『京田辺の歴史散歩』小泉芳孝著
定価4000円→博物館特価3500円(税込)B5版 306ページ
(B5版の為郵送料500円ご負担下さい)郵便振込のみ合計4000円。
十数年前から京田辺市郷土史会の『筒城』に連載していたものを一冊の本に仕上げる為に最後の「草内・東村」編を加え、他も新たに加筆して京田辺市の全てを完成させたものです。
これは、竹取翁博物館へ来て頂いた人達に散策のルートマップとなるように詳細な地図を入れ、地元郷土史家や社寺の協力をえて写真を豊富に入れ込み完成したものです。
内容は、地域に伝わる民俗の伝承や発掘で見つかったもの、それに文献で記された古文書等を分析したものなど考古学、歴史地理学、文献学等の分野から詳細に書き記した郷土史である。
博物館では、一休さんや継体天皇、第一回特別展「竹取の作者は空海か」と合わせてお読み頂ければより判りやすく理解出来る資料である。
3.『マスコミ一代記』小泉芳孝著
定価2000円+税→博物館特価1500円(税込) 4-6版 146ページ
(4-6版の為郵送料300円ご負担下さい)郵便振込のみ合計1800円。
博物館の開館に合わせての2冊目は、昭和の激動期いわゆる団塊の世代に生まれた私が、映画の世界からマスコミの放送局で仕事をすることになった一代記を綴ったもの。
内容は、戦後の昭和22年に京都の田舎で生まれた作者が、高校を卒業して就職し高度経済成長の激動期を生き抜いた記録集である。モノクロからカラーになりビデオや衛星中継、デジタルへと急激に発展した時代背景を描きながら、様々な体験や出来事を振り返り綴った一代記である。
この本は、博物館の別館②に常設展示の「マスコミ一代記展」と合わせてお読み頂ければ、より判りやすく昭和・平成の時代をご覧になれると思います。
テレビラジオ局員として下積み時代のコマーシャル会社から転職入社したマスコミ人の定年までの体験記を綴った一代記である。フィルム からビデオ、中継、モノクロからカラーへ、アナログからデジタルに突入、その中で地方マスコミ人が見た放送のメディア盛衰史である。テレビ、ラジオにわたり放送記者、カメラマン、ディレクター、プロデューサー、進行を経験した作者が綴る、バイタリティーあふれる感動を記録した人間ドラマを展開している。 「はじめに」より
4.『稲作民族の源流』B>定価5000円+税→3500円(税込) 残部わずか
(B5版の為郵送料500円ご負担下さい)郵便振込のみ合計4000円
===== 切取り線 ======= = 切取り線 ====
特別特価(博物館・筆者発送分のみ)
下記の郵便振込 講座番号に上記の本の題名と特別価格をお振込ください。
定価5000円+消費税(本の郵送料500円ご負担ください消費税は当方負担)
合計5500円をお振り込みください。
ー博物館・著者直接の、予約申込ー
名 前 郵便番号 住 所 電話番号 FAX番号 Eーmail
特別価格を下記の郵便振込 講座番号へお送りください。
『郵便振込』 講座番号 00920-7-40389
加入社名 小泉芳孝 通信欄 『本の題名』を必ず記入
名前
郵便番号
住所
電話番号 FAX番号
Eーmail なお発送は、上記が当方に到着しだい発送させて頂きます。
※お問い合わせは、ここへメールをお送り下さい。
5. 『京都民俗』
各1000円+税→博物館特価1000円(税込) 残部わずか
今後発行予定 『陸のシルクロード』『海のシルクロード』『世界遺産探訪記』
『柳田民俗学の遠野』『日本の神社神道』『日ユ同祖論』『世界の宗教』など予定。
隼人サミット「古代隼人文化を語る」
鹿児島県隼人町
目 的
隼人町一帯は古代日向国の大隅、阿多の中央に位置し、曽の国と呼ばれていました。
この地域は一宮正八幡宮である鹿児島神宮を持ち、海幸・山幸伝説など神武東征に係る伝説が数多く存在します。鹿児島神宮には、山幸が龍宮から持ち帰ったとされる、潮満玉と潮引き玉が保管されていると言われています。また、天皇の即位の礼に舞われるとされる隼人舞も千年もの時代を経た現在でも受け継がれていると言われます。
この隼人舞が庶民化し、祭事などで舞われ、せばる隼人舞・京田辺市の隼人舞、さらに猿楽・能楽へと進化したものと言われています。これらの事が物語る古代隼人の文化とは、古代日本の形成に大きく影響した事が伺えます。
今回の隼人サミットでは、隼人に関する講演やシンポジウムのほか京田辺市の隼人舞や鹿児島神宮の隼人舞の競演を予定しています。
シンポジウムでは、考古学者や隼人研究者それに民俗学者らとともに、隼人の竹と文化、機内隼人の歴史、海幸・山幸の神話それに隼人と竹取物語との関係などの隼人の文化を掘り起こすことになっています。
開 催 日 : 平成16年8月1日(日)
開催時間 : 午前10時~午後4時15分
開催場所 : 隼人町農村環境改善センター
鹿児島県姶良郡隼人町内山田1丁目14番10号
電話0995-42-1911(隼人町役場近く)
サミット出演者
特別講演 10時15分~
森 浩一 考古学者・同志社大学名誉教授
シンポジウム13時30分~
進 行 役 原田 泉 鹿児島大学法学部教授
指導助言 井上満郎 京都産業大学教授
パネラー 下野敏見 民俗学者 元鹿児島大学教授
小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事
角田博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
藤浪三千尋 隼人町教育委員会
《開催スケジュール》
ビデオ観賞「南の疾風・隼人」ダイジェスト
特別講演 森 浩一「隼人と日本文化」
隼人舞Ⅰ 鹿児島せばる 休息 隼人舞Ⅱ京田辺市
シンポジウム 13時30分~15時50分
テーマⅠ「日本神話の中の隼人」海幸・山幸などの神話、隼人と竹
テーマⅡ「機内に移住した隼人」京田辺・阿田への移住、竹取物語
隼人舞Ⅲ 鹿児島神宮 15時50分~
《参加者略歴》
☆ 森 浩一 同志社大学名誉教授
1928年大阪市生れ 同志社大学文学部卒業。
専攻:日本考古学 日本文化史学
著書:『交錯の日本史』(朝日新聞)『日本神話の考古学』他多数
☆ 原口 泉 鹿児島大学法学部教授
著書:『鹿児島歴史散歩』他
☆ 井上 満郎 京都産業大学教授
京都大学卒業 大隅隼人の移住先に在住
専攻:日本史 考古学(日本古代史研究)
著書:『古代・中世の政治文化』『平安京』他多数
☆ 下野 敏見 元鹿児島大学教授
鹿児島県知覧町出身 鹿児島大学文理学部卒
62年、第一回柳田国男賞。90年「東シナ海文化圏の民族」で南日本出版文化賞。
著書:『隼人の国の民族史Ⅰ・Ⅱ』『南九州の伝統文化Ⅰ・Ⅱ』他多数
☆ 小泉 芳孝 京田辺市郷土史会理事
1947年京都府生れ 近畿大学法学部卒業・佛教大学文学部卒業
職歴:京都放送勤務
専攻:日本民俗学・郷土史・京都民俗学談話会会員 京都地名研究会常任理事
著書:『稲作民族の源流 日本・インドネシア』
投稿:『竹取物語』かぐや姫の里京田辺市
☆ 角田 博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
☆ 藤浪 三千尋 鹿児島県隼人町教育委員会
このサミットの発言を記した立派な冊子が隼人町から発行されました。2007
シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」開催
京都地名研究会、
古代天皇である継体天皇や地域に伝説が残っている神功皇后などについて日本の第一人者である堺女子短期大学の塚口義信学長や、この地域を研究している京都地名研究会員をパネリストとして専門の分野から報告して頂きました。今回のシンポジウムは、伝承だけではなく地域に実在していた物で歴史教科書をなどを書き変えなくてはならないのではないかと思われる内容でした。
開催日: 平成15年10月19日(日) 時 間: 午前10時~16時30分
場 所: 京田辺市立中部住民センター メインホール(収容人員200人以上)
〒610-0311京都府京田辺市草内美泥22-2 0774-64-8810
来聴歓迎(事前申し込み不用)、小冊子資料代:会員無料、非会員500円(当日徴収)
パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑
斎藤幸雄 シンポジウムの司会 古川 章
内容
1.神功皇后伝説は、伝説でなく山城を本拠地にして居住していた。
2.仁徳天皇「奴理能美の家と皇后磐之媛」は、日本最初の養蚕技術を持ち込
んだところ。
3.継体天皇「筒城宮」は、息長氏(渡来人)の南山城と深い関係があり筒木に来た。
4.『竹取物語』のかぐや姫は、筒木を舞台にして書きあげられた。
5.山代の渡来人に関する地名について(酒・絹織物・鉄・発酵食品)がある。
6.山背(やましろ)は、平城京の背だけであったが、難波京からの背でもある。
主催:京都地名研究会
共催:京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550
後援:京田辺市教育委員会、㈱京都新聞社、京田辺市観光協会、かぐや姫の里を考える会、
協賛:関西元気文化圏参加事業 (「関西から文化力 POWER OF CULTURE」ロゴマーク使用)
問合せ先
○京都地名研究会 代表理事
〒600-8429 京都府京都市下京区御供石町360
日本語語源研究所気付 吉田金彦
<シンポジウム> メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」
京都地名研究会では、別紙のようなシンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を開催しました。
古代天皇である継体天皇や地域に伝説が残っている神功皇后などについて日本の第一人者である堺女子短期大学の塚口義信学長や、この地域を研究している京都地名研究会員をパネリストとして専門の分野から報告して頂きました。今回のシンポジウムは、伝承だけではなく地域に実在していた物で歴史教科書をなどを書き変えなくてはならないのではないかと思われる内容でした。
山城は古くから文化の栄えた所です。京都地名研究会では、南山城における『記紀』や『万葉集』などの古代地名や人名について、研究者をお招きして「秘められた南山城の地名を探る」を開催することとなりました。このシンポジウムにより南山城の古代地名を明らかにすることにより先進的な地域であったことがわかるのではないかと考えています。日本語と日本文化の起源を知るには、地名への関心が一つの大きな意味を持っています。文献の記録をもとに、土地の伝承に耳を傾け、南山城の古代地名を明らかにしたい。
開催日: 平成15年10月19日(日)
時 間: 午前10時~16時30分
場 所: 京田辺市立中部住民センター メインホール(収容人員200人以上)
〒610-0311京都府京田辺市草内美泥22-2 0774-64-8810
<交通アクセス> JR片町線 新田辺駅・近鉄京都線 新田辺駅下車
1.近鉄バスターミナルより 京阪宇治又は奈良交通バス(約8分)「草内口」下車すぐ
草内行き8:30 9:00 9:30
2.JR新田辺駅より東へ徒歩約18分・近鉄新田辺駅より東へ徒歩約15分
3.自家用車の方は、国道307号線 山城大橋の東側(駐車場30台)
■来聴歓迎(事前申し込み不用)、小冊子資料代:会員無料、非会員500円(当日徴収)
10:00~ 10:10 総合司会:地名研究会 糸井道浩 (入口でシンポの質問用紙配布)
開会あいさつ:主催 京都地名研究会常任理事
共催 京田辺市郷土史会会長
【基調講演】 10時10分~12時30分
10:10~11:20「神功皇后伝説のふる里を探る―南山城の“息長”の地名を手がかりとして―」
塚口義信 堺女子短期大学 学長 (日本古代史・文化人類学)
11:20~11:25 休 憩
11:25~12:05「竹取物語ゆかりの筒木について」
小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事 (日本民俗学 郷土史家)
12:05~12:30 「南山城の神社と伝承について」
石田天祐 日本語語源研究会 ㈱ギルガメシュ(幻想創作家 相撲史研究家)
休憩12時30分から13時20分(昼食・シンポの質問用紙回収)
周辺食事出来る所少なく弁当持参して下さい。
【シンポジウム】 13時30分~16時30分
テーマ「秘められた南山城の地名を探る」
冒頭コメント:
「つぎねふ山代と河内との関係」-地名から仁徳・継体の筒城行幸の跡を考える-
吉田金彦 日本語語源研究会代表 姫路独協大学名誉教授
予定パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑 斎藤幸雄
シンポジウムの司会 古川 章
シンポジウムの予定項目 途中の休憩でシンポの質問用紙回収
1.神功皇后伝説と“息長”一族それに継体天皇「筒城宮」
2.南山城の古墳(椿井大塚山古墳・佐紀古墳群・飯岡古墳群)
山代の古墳出土鏡と被葬者は? 三角縁神獣鏡 神人車馬画像鏡
3.『古事記』に記す山代の地名・人名・祭神
「かぐや姫と大筒木垂根王」「山代之大筒木真若王 」「山代之荏名津比売」
「山代内臣」「山代大国之淵」「山代 内臣之祖」
4.『竹取物語』にちなむ地名「山本驛」「筒城」「山崎」「甘南備山」「三室戸」など
5.山代の渡来人に関する地名について(酒・絹織物・鉄・発酵食品)
6.仁徳天皇「奴理能美の家と皇后磐之媛」
7.山代・山背・山城、筒木・筒城・綴喜、山代川・和訶羅河・輪韓河・泉川(河)・木津川など
質疑・応答 16時15分から16時30分
京都地名研究会事務局 綱本逸雄から連絡事項の報告
閉会あいさつ:京都地名研究会から
懇親会:17時30分~ 事前申込者のみ
主催:京都地名研究会
共催:京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550
後援:京田辺市教育委員会、㈱京都新聞社、京田辺市観光協会、かぐや姫の里を考える会、
協賛:関西元気文化圏参加事業 (「関西から文化力 POWER OF CULTURE」ロゴマーク使用)
【基調講演の内容】
テーマ「神功皇后伝説る里を探る―南山城の“息長”の地名を手がかりとして―」塚口義信
古事記や日本書紀それに風土記などに記されている神功皇后伝説や息長氏、あるいは応神天皇や継体天皇などの古代天皇を研究している塚口義信氏から「古代山城南部の歴史」、特に「南山城の“息長”一族」についてお話ししていただく。塚口氏によると、神功皇后の系譜や伝承は、滋賀県坂田郡の息長氏が有力になる6世紀以前から山城南部の“息長”一族によって伝承されてきたものであり、この一族は息長帯比売の陵墓伝承のある、大和三大古墳群の一つとして有名な佐紀古墳群と深い関わりを有しているという。
京田辺市にある普賢寺の山号は息長山であり、朱智神社の祭神「山代之大筒木真若王」(「山代」「筒木」に由来する名前)をはじめ神功皇后の系譜に山城南部の地名に由来する名が多く登場する。これは、山城南部の“息長”一族がこの伝承を語り伝えてきたからであり、6世紀初頭に継体天皇が筒城宮に来たのも、この一族と近江坂田郡の息長氏が継体を支援していたからである。
“息長”“綴喜”“高木”“綺田”などをはじめとする南山城の地名を手がかりに、神功・応神伝承の謎を解き明かすとともに、4~6世紀における山城南部の政治集団とヤマト政権(畿内政権)との関わりについて考察していただく。
塚口氏紹介-堺女子短期大学 学長、文学博士。1946年大阪府生まれ。専攻:日本古代史・文化人類学。関西大学第一高等学校・第一中学校教諭、関西大学講師など歴任。主な著書『神功皇后伝説の研究』(創元社)『ヤマト王権の謎をとく』(学生社)『古代王朝をめぐる謎』(学生社)『三輪山の古代史』(学生社)『三輪山の神々』(学生社)『古代天皇のすべて』(新人物往来社)など。
テーマ 「竹取物語ゆかりの筒木について」 小泉芳孝
京田辺市に伝わる伝承や社寺の本源記、それに個人が持っている古文書を見ていると。実に古く神代の時代のことが多く書かれている。
これらの内容が何時の時代に、どのように、どういう意図を持って書かれたのか今まで解からなかった。
ところが最近、堺女子短期大学の塚原義信学長の著書『やまと王権の謎をとく』などを読んだ時、今まで何となく目にして来た地元に伝わっている伝承や、古文書などに書かれていることが私の頭の中で繋がり、『古事記』に記す「山代之大筒木真若王」「大筒木垂根王」や、『日本書紀』に記す「筒木の韓人、名は奴理能美」「仁徳天皇の歌と磐之媛の答歌」それに、その後の出来事などが私の頭の中で具体的なイメージとして浮かび上がってきたのである。
それとともに最近、京田辺市郷土史会で取り組んでいる『竹取物語』かぐや姫の里“京田辺”の『古事記』垂仁記に記す「大筒木垂根王之女、迦具夜比売命」も架空の人物でなく「筒木」(筒城・綴喜)に居住していた人で、大筒木垂根王は筒木を舞台に活躍した実在の人物であったことがわかった。
また、延喜式内朱智神社の祭神や息長山普賢寺それに甘南備山、継体天皇の「筒城宮」などから、『竹取物語』ゆかりの筒木が山代地域において重要な位置を占めていることに気付いた。これらについて私なりの考えを述べてみたいと思います。
小泉氏紹介-京田辺市郷土史会理事、㈱京都放送勤務。1947年京都府生まれ。近畿大学法学部法律学科卒業、佛教大学文学部史学科卒業、専攻:日本民俗学・郷土史。京都民俗学談話会会員、京都府立山城郷土資料館友の会。主な著書『稲作民俗の源流-日本インドネシア』(文理閣)。主な投稿『竹取物語“かぐや姫の里”京田辺』京田辺市郷土史会編・『京都民俗』京都民俗学談話会会誌・『筒城』京田辺市郷土史会報など。
テーマ 「南山城の神社と伝承について」 石田天祐
私は、南山城に関する記紀神話や万葉集それに祭神など言語学の分野から迫ってみる。現代の山城における地名は、古代日本語・やまとことば・中国語・古代朝鮮語・満州語などあらゆる分野の言語から分析しないと解明できない。各地の地名や人名それに祭神などについては、派生語や母音交替形・同音同義などから言語や語根を解読していかなければならない。
それらの中から南山城における各種神社の伝承について地名や祭神がどのようにかかわっていたのかお話しする。特に継体天皇や仁徳天皇と渡来人との関係や、歴史上は神話とされている神社の祭神など言語学から見た南山城の歴史を述べる。この地域は、歴史上かなり古くから栄えていたところであり一般の歴史書には記されていない。しかしここには古くから南方や中国大陸それに朝鮮半島から渡来人が住み着き神功皇后や息長足姫に関係する地名や伝承が残っている。
石田氏紹介-㈱ギルガメシュ代表。1943年静岡県生まれ。京都大学文学部言語学科卒業、同大学院修士課程終了。相撲史研究家・幻想創作家。日本語源研究会・総合文芸誌「まほろば」編集長。著書『イグドラシルの言語学 -やまとことばの源流を尋ねて』『義留我明主の言語学 -続やまとことばの源流を尋ねて』(ギルガメシュ出版)・『忽然の人』(ギルガメシュ出版)・『マルドゥクの怒り』(ギルガメシュ出版)・小説集『風と馬と』(現代企画室)など。
【シンポジウム冒頭コメント】
テーマ「つぎねふ山代と河内との関係」-地名から仁徳・継体の筒城行幸の跡を考える-
吉田金彦
市域の地名を調べて山代と山背の国名の由来を知り、奈良のほかに河内との関係が深いことを考えた。
そして枕詞ツギネフの意味も地名山代・山背の意味に即して決定することができる。伝承時代である仁徳天皇は、淀川・木津川を経て筒城入りした。また継体天皇は、河内の国から山越えで山背にやってこられた。
それらは地名で推理することができるのである。
吉田氏紹介-日本語語源研究会代表、京都地名研究会代表理事。1923年香川県生まれ。京都大学文学部卒業。専攻:国語国文学。京都府立女子短大教授、大阪外国語大学教授、姫路独協大学名誉教授。著書:『日本語語源学の方法』(大修館)、『古代日本語をさぐる』(角川書店)、『古代日本語を歩く』(弘文堂)、『京都滋賀 古代地名を歩く』Ⅰ・Ⅱ(京都新聞社)、「ことばのカルテ」(創拓社)、「埋もれた万葉の地名」(東京堂)など。
パネリスト 「流域をめぐる史跡・伝承」 斎藤幸雄
木津川をめぐる歴史や文学(古代~近代)にこだわり、ロマンを求めてその伝承や史跡を探訪してきた。そういう中で多くの「南山城逃避行」現象を見いだした(古代より近世の徳川家康・熊沢蕃山にいたる)。磐之媛などもその一人である。市辺押磐皇子の遺児顕宗・仁賢天皇もそうだが、継体天皇もその視点で見ると面白いのではと思ったりしている。
また古伝承を、「水」を視点にしてとらえてみるのもその謎を探るうえで面白い。田辺の神功皇后不違池伝説、精華町の船長伝説、山代大国之淵の娘綺戸辺にまつわる亀石伝説、武埴安彦・忍熊王・莵道稚郎子等々。その背後に水系氏族の息長氏・和珥氏が介在、葛城氏や丹波の氏族もかかわる。
専門研究家ではないので、南山城の歴史ロマンを楽しむ立場からシンポシウムに参加できたらと思っている。
斎藤氏紹介-緑と教育と文化財を守る会(城陽市)副会長、枚方文学の会会員、1937年旧満州国生まれ。京都教育大学第二社会学科卒業、大阪府公立中学・高校に在職した。専攻:日本中世史(平家物語)、著書:『木津川歴史散歩』(かもがわ選書)、『続・木津川歴史散歩』(かもがわ選書)、『やましろ歴史探訪』(かもがわ出版)。枚方文学の会会誌『法螺』に「木津川歴史散歩」を連載(今は宇治川に視点を移している)。また古典文学を読む三つのサークルに所属し、平家物語や太平記を読み続けている。
シンポジウムの司会 古川 章
洛南艸舎文庫『洛南艸舎手づくり消息』を主宰し、第43号を数える。京田辺市役所で37年勤務し、今まで『京都府田辺町史』『田辺町郷土史社寺編』『田辺町近代誌』『田辺町近世近代資料集』の刊行。京田辺市郷土史会の『筒城』などの編纂や事務局を担当した。
今回シンポジウムの司会を担当することになり郷土史の素晴らしい歴史を各分野の専門の先生方や郷土史家の方たちと共に研究できることを嬉しく思っている。
「新しい視点と展開に期待」
南山城地方は、近畿の中心地であり、加えて関西学術研究都市として20世紀は脚光を浴びた。そのため開発も著しく進み、考古学の分野や市町村史誌の刊行による古文書類の発掘なども進んだ。しかし、21世紀は、大陸からの渡来人の足跡など、黒潮文化の解明を深めなければならないと思われる。こうしたとき「秘められた南山城の地名を探る」は、自宣を得たテーマといえる。
バネラーの諸先生方の新しい視点として南山城のこれまでの南北軸文化に加えて、東西軸文化の幕開けにふさわしいシンポジウムであろう。
古川氏紹介-洛南艸舎文庫主宰。1937年京都府生まれ。立命館大学文学部卒業、専攻:日本文学。歌人・エッセイスト。主な著書『田辺郷土史なんやかんや』『南やましろの綴喜』共書、『京のかくれ話』(同朋舎)
■冊子の販売について
この冊子は、メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」における基調講演とシンポジウムのレジュメ及び資料(A4サイズ 134ページ)として作成いたしました。編集担当者としては、当初レジュメのつもりで取りかかったのですが、先生方の熱意により沢山の貴重な資料をご提供いただきましたので別冊1号として仕上げることにしました。各先生方のご協力により貴重な研究資料を提供して頂きましたことを、この場を借りてお礼申し上げます。
この冊子が南山城地域における歴史解明の為の資料として役立てることが出来れば幸いです。
なお、この冊子の作成にあたっては、編集者個人の費用で作成しました。
このため書店では販売されていません。このたびこの冊子をほしいという方が多数ありましたので、郵便振された方にのみ残部を郵送で特別にお送りすることにしました。
この冊子は、関係者の間で3000円の価値があると言われています。
また、この分野を研究されている方にとっては、9000円の価値があるとも言われています。
※上記の本を注文された沢山の全国の方からお礼のメールや手紙を沢山頂いています。その中から前橋市の女性から下記の丁重な絵葉書を頂きました。
「前略 早速地図を片手に読ませて頂きました。年4・5回古都の遺跡を歩きに行きますが山城は恭仁京や大塚山古墳あたりまでしかいったことが無く、こんなに大切な「ウチ」「息長」「筒木」があった・・・と驚いてしまいました。現在の府県の境界で全く見えない部分があったこと反省しきりです。竹取物語もなるほどです。皆様の益々のご活躍をいのります。早々 全く上記の通りです。歴史教科書などには一切掲載されていませんので、本で勉強された学者の先生方もごく一部の先生方を除いてこの地域の歴史を全く知らないのです。ですから地元の教育委員会ですらそんな物は、架空のものであって神話だという始末です・・・。
ある人から聞いたのですが、地元京田辺市役所のk課に「この地域に竹取物語の話がある」というのを聞きつけて遠くから訪ねてこられた方に対して「あれは一部の人が言っていることで関係ないのです」と何も説明せずに返されたということです・・・。たとえ古事記に記されていても一切事実でないとおっしゃるのです。後世の人が古事記を元にそのまま地域に当てはめて地名などを付け、地元の古文書や絵地図に古事記から取ってきた地名を適当に当てはめて掲載したのだ・・・とも言われたりしています。
わたしは、全く逆でこの地域にそのような歴史があったから代々住んでいる人達が話し伝え記してきたものだと見ています。古事記という日本で一番古い歴史書に記されているのに、我々日本人は、何故か教科書に載っていることだけが歴史だと教えられて来たのだからです。
古事記は、「古き事(史実)を記した」日本最古の歴史書です。より古い時代に書いたものほど正確です。:けっして神話や小説であって嘘ばかり記されているのではありません。もしそうであるなら古事記以後の全ての古文書類も嘘と言わねばなりません。
この地域をくまなく歩いておられる京都地名研究会代表理事 吉田金彦氏(京都大学文学部卒業。専攻:国語国文学。京都府立女子短大教授、大阪外国語大学教授、日本語語源研究会代表 姫路独協大学名誉教授)は、「学者の皆はそんな細かいところまで勉強していては学者になれないし面倒だから」調べないのだとおっしゃっています。 2004 12:00 PM
Subject: Re: 別冊 シンボ資料冊子をお願いします
昨日「シンポジウム 秘められた南山城の地名を探る」の冊子を頂きました
素晴らしい内容に感服しました
この2,3日当方の紙上で「卑弥呼の畿内説」が盛んに話題になっております
冊子の内容もそうした事柄を背景に読んでいくと興味津々
今後ともご指導の程をお願いします
まずは受け取りの報告まで
姫路の木村さんから 手紙をいただきました。
先日はシンポジウムの冊子をお送り頂き有り難う御座いました。当地方も神功皇后伝説が多く残っています。参考にしていきたいと思います。 また、竹取物語について非常に考えさせられます。よくご研究されているのに感心しました。2005年1月15日
タイトル 別冊<シンポジウム>「秘められた南山城の地名を探る」
発行 平成15年10月19日
■上記のシンポジウム資料(レジュメ兼資料)を、一冊3000円(本代+郵送料+封筒込み)にて残部をお送りすることにしました。ただし下記の郵便振込 講座番号にお送りくださった方のみ、
特別割引の2500円でお送りさせて頂きます。
==== 切取り線 ============ 切取り線 ====
名 前
郵便番号
住 所
電話番号 FAX番号
Eーmail
一冊3000円のところを特別割引2500円(本代+郵送料+封筒込み)でお送りいたします。
下記の郵便振込 講座番号へお送りください。
『郵便振込』 講座番号 00920-7-40389
加入社名 小泉芳孝
通信欄 別冊 シンポ資料冊子 希望
なお発送は、上記が当方に到着しだい発送させて頂きます。
※お問い合わせは、ここへメールをお送り下さい。
-------------------------------------
■当日配布した別冊の内容です。140ページにも登る貴重な資料です。
別冊1号(京都地名研究会)
シンポジウム
「秘められた南山城の地名を探る」
平成15年10月 1日印刷
平成15年10月10日発行
発行 京都地名研究会
編集 京都地名研究会
編集協力 京田辺市郷土史会 |
編集後記
京都地名研究会の第6回例会は、特別企画による公開シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を京田辺市で開催されることになりました。今回のシンポジウムは、南山城の歴史の謎に迫るべく南山城スペシャルとして神功皇后や継体天皇などの研究者として最先端を走っておられる堺女子短期大学の塚口義信学長やこの地域を研究しておられる京都地名研究会員をパネリストとしておこし頂きそれぞれ専門の分野から報告して頂くことになりました。
南山城には、かなり古くから渡来人によって先進的な文化が伝わり栄えたといわれています。特に筒木の原や普賢寺谷では、神功皇后や仁徳天皇それに継体天皇などが居住していたといわれ、記紀などに明記されています。また、今まで神話と言われていた大筒木垂根王や大筒木真若王それに迦邇米雷王などの時代においては、平安時代に作られた『竹取物語』に「迦具夜比売命(かぐや姫)」がいて実在の皇后であるなど最近興味ある発表が地元の郷土史会から報告されています。
この冊子は、メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」における基調講演とシンポジウムのレジュメ及び資料として作成いたしました。編集担当者としては、当初レジュメのつもりで取りかかったのですが、先生方の熱意により沢山の貴重な資料をご提供いただき立派な冊子(別冊1号)に仕上げることが出来ました。各先生方のご協力により貴重な研究資料を提供して頂きましたことを、この場を借りてお礼申し上げます。
この冊子が南山城地域における歴史解明の為の資料として役立てることが出来れば幸いです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
その他の催し
京田辺市郷土史会の「総会と講演会」
開催日 平成15年5月25日(日)
時間 午後1時30分~ 総会
午後2時30分~午後4時 講演会 (聴講無料)
場所 京田辺市社会福祉センター 3階 第一研修室
(京田辺市興戸犬伏5 0774-65-4961)田辺警察署の向い側
最寄の駅 近鉄京都線新田辺駅の南西方向 徒歩約20分
講演会
演題 『山代の古代史と民族(的)文化 -甦った大筒木(綴喜)- 「王女かぐや姫」』
講師 元京都府立大学長 門脇禎二氏
主催 京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550
■千年の都、京都。ここを起点として近畿から国の内外に
国の内外に及び、地名を広く細かく蒐集し、比較調査して、 地名を学ぶ会です。・・・
■「地名は大地に刻まれた歴史」 谷川 健一 (宮城県地名研究会HPから)
- 稲作民俗の源流 日本・インドネシア 小泉芳孝著 文理閣:日本民族の良き伝統をあらためて見つめな
- おし、より多くの人達に伝え、お互いに理解しあう材料をさぐる。京都、滋賀、奈良の神道や仏教を中
- 心とした民俗儀式、インドネシアにおける稲作民族の秘事儀礼を多く紹介する。(民間信仰) [2001-
- 03-18] V13
- 『稲作民俗の源流―日本・インドネシアー』 ...
... jp HomeP http://hb3.seikyou.ne.jp/home/koizumi/ (内容の一部が見られます)
- タイトル 稲作民俗の源流 ~日本・インドネシア ... 20010309-001.htm
- 『稲作民俗の源流―日本・インドネシアー』 ...
... 民俗調査してきたのを、この程一冊にまとめて2001年2月20日に、
題名『稲作民俗の源流~日本・インドネシア ...
- newly/20010309-001.htm
※お問い合わせは、ここへメールをお送り下さい。
稲作の起源,定説の「アッサムー雲南起源説」から「長江起源説」が有力!?
この地帯から,5,000年から7,000年前の確実な稲作遺跡が相次いで発掘されたからだ。なかでも有名なのが折江省の河母渡遺跡です。
<参考>
稲作の起源地については,定説の「アッサムー雲南起源説」が疑わしくなり,最近は楊子江中・下流域一帯を起源地とみる「長江起源説」が有力となってきた。
この地帯から炭化米が見つかり,5,000年から7,000年前の確実な稲作遺跡が相次いで発掘されたからだ。
なかでも有名なのが折江省の河母渡遺跡。
7,000年前の膨大な籾とともに鋤なども出土し,DNA分析で中国最古の稲作とみる動かしがたい証拠となった。
この説を述べたのは、佐藤洋一郎氏ですが・・・。私は、この河母渡遺跡や湖南省の5,000年から7,000年前と言われる遺跡を見てきました。しかし、むしろ日本の神社などで古代米として栽培し続けている赤米・黒米の方がはるかに古いと思っています。
私の宝物でもある現地で収集してきたインドネシアのトラジャやバリ島それに中国少数民族、インド、ネパールなどの貴重な赤米・黒米などを、佐藤氏がDNA分析するというお約束をされたので2002年11月末頃に沢山の種類をお送りしましたが2年10ヶ月たった未だに結果を頂いていません。
どうだったのでしょうか。その後佐藤氏が出版された本『イネが語る日本と中国』を買い求めましたが赤米・黒米のDNAによる分析結果についてについては何も述べていませんでした。
都合が悪くなったので連絡頂けないのか?、分析出来なかったのか?、どちらでも又どんな理由でも良いのですが・・・。今までの数回にわたるメールでの問い合わせにも未だ2005.09.24現在何の連絡もありませんのでホームページで公開させて頂くことにしました。
『稲作民族の源流』ホームページの評価 〔解説 資料[論文集] リンク集〕 幼・少・青・壮・老 環境・農業 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=500&o=7345&p=0
★ 稲作民族の源流を訪ね、世界各地の年中行事や民族の生活を調査したデータが豊富。竹取物語からバリのお祭りまで興味は尽きない。また、教育問題についての掲示板もあり、みなさん真剣に議論されています。
投票得点 12 点 投票者数 8 人 14件 『るいネット』のホームページから下記の評価を頂いたホームページに出くわしましたので張り付けました。
・ 京田辺の郷土史研究のテーマとして「稲作の源流」を見出すあたり追及にかけるパワーを感じました。
竹取物語についてもここまで突っ込んだ在野の論文はちょっと見当たらないのではないでしょうか。何がその活力を生み出すのかとても興味があります。 Posted
by 太刀川省治 03/03/19 PM10
・ 稲作・米食は日本人の根底をなす文化だと思っています。その源流を探ると言う意味において、とても興味深いHPです。また、「竹取物語シンポジウム」も大変興味深く読ませていただきました。ただ、ちょっと読みづらいのが難点だと思います。
Posted by 佐藤堅 03/03/18 PM01
・ 竹取物語のかぐや姫の里が京田辺だとする話は皆さんのデータなどを見ていると面白くも真剣だというところがあり、とても楽しめます。また、個人的には世界遺産に興味があるので写真入りの紹介文はとても役に立ちます。国の違いを超えて稲作民族の源流を訪ねてみるのも、共通点を見てみるということからも面白いと思います。
Posted by 松本直也 02/07/19 AM11
・ 小泉ファミリーのメッセージ
『最近若者の悲しい事件が多発しています。日本民俗の誇りとは、何なのでしょう?』「稲作民俗の源流」では、日本民俗の重要な項目が述べられています。 じっくり読んでみます。みなさんも、いかかですか?
Posted by 秋崎幸彦 02/05/31 PM00
・ 米文化という絆が存在することで、異国であっても、共有する何かを感じ取れる気がします。食べ物や伝承の民話の共通点が民族の気質的なものまで規定しているようで興味深いと思う。
Posted by 渡邊かお里 02/02/04 PM09
・ 日本の民話には史実に基づくものがあると聞きます。このサイトで扱われている竹取物語にも歴史的価値を感じました。農業、日本の伝統、アジアの伝統、宗教様々な視点から日本人の根源を探っていくこのサイトに重要な意義があると思います。
Posted by 菅原正輝 02/01/25 PM10
・ 社会に興味がある人にとってとても面白いサイトに仕上がっていると思います。写真と解説で大人も子供も楽しめる。仏陀遺跡は興味をひきました。Posted
by 梅垣博之 02/01/17 PM10
・ 竹取物語がこんなに奥深い物だったとは感心させられました。昔何気なく聞いた物語も、追求すればいろいろ見えてくるんですね。歴史の面白さを感じさせてくれるサイトです。
Posted by 中野剛 01/12/19 PM11
・ いつだっだったか忘れてしまいましたが、『かぐや姫の誕生』という本を読んで、どうやらこの物語の発祥は日本ではなく、大陸にあるらしいという説が載っていて、ビックリした事があります。日本最古の物語と言われる『竹取物語』が、日本固有のものでなく、古代大陸との海外交流の中から生まれたのだと知って感動を覚えたものです。このサイトにも参考文献として掲載されていますが、昔読んだことを懐かしみながら、楽しく読ませていただきました。Posted
by 押毛康人 01/11/02 PM01
・ 日本の稲作文化の源流をアジアの国々と見出し、長年の調査結果である現在の日本に残る民族行事、宮座、講などが詳しく紹介されています。都会では廃れてしまった風習を知り、稲作文化を通じて日本人の精神文化の源流に触れてみるのも良いかも知れません。Posted
by 田宮昌明 01/10/23 PM10
・ 「稲作民俗の源流」「世界遺産」「仏陀遺跡」などなど、興味をそそられるHP。また、資料としても充実してます。 Posted by 森島靖一 01/08/17
PM01
・ ホームページを訪れて、アジア(特にインド・ネパール)の紀行文などが楽しめる。私も、過去にネパールに半年間滞在し、30年前の良き田舎暮らしと雰囲気を持った所に感心したことを憶えています。やはり稲作文化圏ということでしょうか。
Posted by 橋本正雄 01/08/06 PM10
・ 一見しておもしろそうと思わせるページ。映像や絵が多くて動いていて可愛い。バリやインドネシア・タイなどの民族儀礼や祭祀に関して詳細に紹介されていてそれをみているだけでも楽しかった。いくつかの美術館を巡るくらいの価値はありそう。特に世界遺産は個人的に大ファンなのできれいな画像で載せられているのがうれしかった。
Posted by 立石裕美 01/08/04 PM11
◎『るいネット』は、30年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネット事務局
(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp)から。
竹取翁博物館 JR片町線「JR三山木駅」東へ徒歩3分、近鉄京都線「三山木駅」東へ徒歩2分
■「大筒木出版」物の販売(博物館・筆者発送のみの特別価格) 1.『竹取物語 現代考』定価6000円→5500円(税込)+送料500円
2.『マスコミ一代記』定価2000円→1500円(税込) +送料300円
3.『京田辺の史跡探訪』定価4000円→4000円(税込)+送料500円
4.『稲作民族の源流』定価5000円→4500円(税込) +送料500円(残部わずか)
5.『京都民俗』各1000円(税込)→1300円 +送料300円(残部わずか)
6.『竹取物語』かぐや姫サミット 定価2000円+税→1500円(税込)+送料500円 7.【部数限定販売】残部200冊
『日本は世界文明の発祥地 竹内文書と民俗探訪から①』 定価3500円
博物館特価3500円(税込)(本の郵送料と消費税含)郵便振込のみ3500円
『日本は世界文明の発祥地 日本のルーツ“ムー大陸と里帰り”②』 定価3500円
博物館特価3500円(税込)(本の郵送料と消費税含)郵便振込のみ3500円
上記出版物の詳細は、http://taketori.koiyk.com/ootutu-sekaibun.html を、ご覧下さい。
または、大筒木出版、http://ootutuki.koiyk.com/ を、ご覧になって下さい。
http://ootutuki.koiyk.com/
枚方市の今中哲男さまから本の読後の感想を頂きました。
2012年8月22日 『竹取物語 現代考』は2001年9月のシンポジウム」でいただいた資料より詳細かつ具体的に記述
されており、興味深く拝見しました。 また、5月に月読神社など京田辺の史跡を見学していたのでかぐやひめの古里をとても身近に感
じました。 『マスコミ一代記』は感動しました。カメラマン、放送記者、プロデューサーなどどの分野でも
徹底して探求される姿勢には脱帽です。どの分野も徹底的に研究されるので文学、歴史、文化の
世界でも一流の研究者になられたのでしょうね。 また、奥様のご病気とご逝去、小泉さまの闘病、は驚きました。たいへんな試練のなか、よく
ぞ、前向きに博物館を設立されたものだと驚きしかありません。 『京田辺の歴史散歩』はかぐやひめゆかりの場所が良くわかり、『ぴゅあはうすの特
集』もかぐやひめの里が簡潔に紹介され、また歩いてみたいと思いました。
その他、多数いただいています。
|
竹取翁博物館場所:〒610-0313京都府京田辺市三山木直田10
代表者小泉芳孝
JR片町線「JR三山木駅」東へ徒歩3分 近鉄京都線「三山木駅」東へ徒歩2分
TEL・FAX 0774-62-2522 携帯 090-6961-9391
HP http://taketori.koiyk.com/ Mail koiy@leto.eonet.ne.jp
ここに掲載の写真および記事の無断転載を禁じます。yk
copyright(C) 1999 Yoshitaka Koizumi. Corporation Japan.
All Rights Reserved. |