稲作民俗の源流    Folk customs of rice growing
   
 伊 勢 講

            

 代参、総参りの「伊勢講」は近親縁者十戸程度の集まりで、
毎年一月十一日と四月十一日に近い
日曜日の年二回天照大神をお祭りし輪番制の当夜で懇親会を開い
ている。伊勢神宮へ参宮するために
貯金をしておき、旅費がたまると総参りをしている。

 現在山本村には、伊勢講が六つあり、「燈明講」「桜講
神明講」「千歳講」「信誠講」「唯一講」と
それぞれ呼んでいる。しかし、この名前を知っている人は、
非常に少ない。
講戸には「上の組」「下の組」
ごとに、二ケ月に一回くらい「
照皇太神  常夜燈」と
書いた燈明箱が廻って来る。各家々では、この常
夜燈にロウソクを立て一夜ずつ点灯して次に廻している。

 「天照皇太神  常夜燈」 奉納 昭和四十年七月 川井良一
と記された常夜燈の裏に順番表が書かれている。

                                   

  上の組
         ・・・・以上四十七名
 下の組
         ・・・・以上三十一名 上記から山本村には、
常夜燈が二つあることがわかった。
  次に六つの伊勢講の特色と構成員について記す。

 燈明講
        ・・・・・・(平九年八月三十日現在)

 神明講
        ・・・・・・(平九年八月三十日現在)

 千歳講
       ・・・・・・・ (平九年八月三十日現在)
 「信誠講」
       ・・・・・・・(平九年八月三十日現在)

 唯一講
       ・・・・・・・(平九年八月三十日現在)


 桜講」 古文書 寛政二庚歳二月 『伊勢来宮目録帳』講中
          元治元年『伊勢講中帳』
          大正三年四月十四日『伊勢講中帳』国鉄 玉水駅 から 鳥羽駅
          伊勢山だ から 玉水 昭和十六年四月十五日から十六日
          伊勢参宮後 名古屋遊覧して変える
          昭和三十一年四月七日から八日 伊勢参宮
          汽車 国鉄 上田辺駅 から 伊勢山田駅
 「千歳講
     友達講の集まり 神童寺から伊勢へ歩いて言った 常宿「油屋」 豪遊した


神さんの話 http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Gemini/1043/cg1.html


タイトル  稲作民俗の源流 〜日本・インドネシア〜発行所 文理閣 図書出版
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