がん治療の最前線!!
がん治療の最適体制を確率か!?
坂口厚生労働大臣は、「がん医療水準均てん化推進に関する検討会」を設置すると発表した。この検討会は、大臣のリーダーシップで、がん治療成績格差の解消に乗り出すため設置されたとされている。
省内の担当部局も十分に把握していなかったようで、寝耳に水の突然の発言であったようです。これは、がん治療成績格差に関する相次ぐ日経新聞報道やホームページそれに掲示板などがそのきっかけになっていると見られるている。私のこのホームページやメールマガジンでも「乳がん緊急特集!」として発信したところである。もう大変な社会問題となっているのである。
日経新聞によると、「病院によって治療と成績が異なることに国民が大きな不安を持っている。抜本的対策を打たないと、この不安はやがて怒りに変わる。大臣自ら、成績格差問題を重大と受け止め、その対策に率先して動いたわけだ。」という記事を掲載している。
また、日経メディカルおよび日経BP社の医療情報サイトMedWaveでは、「半年前の3月1日から、がんの施設別格差の実態と解決策について継続的に報道してきたが、ようやくこうした問題が正面から取り上げられることとなった。」述べている。
そらに検討会では、下記の6項目が主に審議されるという。
1:がん医療における地域の実態と格差を生み出している要因
2:がん専門医等の育成
3:国、ブロック、都道府県(三次医療圏)、二次医療圏における各がん専門医療機関の役割分担を踏まえたネットワーク体制の整備
4:上記3を踏まえたがん専門医等の人材交流(派遣・受入れの促進)
5:地域におけるがん専門医等の確保
6:地域がん診療拠点病院制度のあり方
検討会メンバーは国立がんセンター総長の垣添忠生氏など16人で。がん診療の専門家を中心に、がんの発生状況などを把握する疫学の専門家、地方行政の担当者、マスコミなどのメンバーで構成されている。しかし患者の立場を代表するメンバーはいないようで、まだまだ患者の立場に立った医療制度が進んでいないことをあらわしている。
第1回は、2004年9月9日午前10時から厚生労働省にて公開で行われる。1.治療成績に大きな格差がある、2.実態を把握する「院内がん登録」が整備されていない、3.対がん戦略を統合的に進捗管理する部署がない
■がんの衣料格差対策で検討会を設置
坂口厚労相は、2004年9月3日の閣議後会見で、がん治療をめぐる地域格差の解消のために、がん対策を総合的に考える検討会を設けることを明らかにした。
「自治体関係者や医療従事者からも意見を聴きたい」としてすでに人選を終え、9月に初会合が開かれる。
坂口氏は「地域や病院ごとに格差が生まれている。研修などを行って遅れているがん対策の悪循環を断ち切る」と強調した。
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政府の公開情報から
平成16年8月31日
「がん医療水準均てん化の推進に関する検討会」の開催について
標記会議を下記により開催いたしますので、お知らせいたします。
記
1 日時 平成16年9月9日(木) 10時00分〜12時00分
2 場所 厚生労働省 省議室(中央合同庁舎5号館9階)
東京都千代田区霞が関1−2−2
3 議題 がん医療における地域の実態と格差を生みだしている要因及びその改善に向けた主要課題について意見開陳他
4 傍聴人数 若干名
傍聴希望者は下記により事前に申し出てください。
記者及び傍聴者は、別紙「傍聴される方へ」を厳守してください。
なお、希望者が多数の場合は、報道関係者、委員随行者の状況を勘案の上、希望者の中から抽選により、傍聴できる方を選定することと致しますのでご了承下さい。
5 事務局 厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室生活習慣病予防係
電話番号 03−5253−1111(内線 2339)
FAX番号 03−3502−3099
【傍聴希望者の申込方法】
9月6日(月)17時(必着)までに氏名、住所、電話番号及びFAX番号、差し支えない場合は、勤務先を明記の上、FAXにより事務局宛お申し込み下さい。
※ カメラ撮りは、冒頭(厚生労働大臣挨拶<予定>)までとします。
担当: 健康局総務課生活習慣病対策室 奥田、中山(内線2397,2339)
(別紙)
傍聴される方へ
1. 事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。
2. アラーム付き時計、携帯電話、ポケットベル等音の出る機器については、音の出ないようにしてください。
3. 写真撮影やビデオカメラ等の使用は御遠慮ください。
4. 会議場における言論に対して賛否を表明し、又は拍手をすることはできません。
5. 傍聴中、飲食及び喫煙は御遠慮ください。
6. 静粛を旨とし、会議の妨害となるような行為は慎んでください。
7. 会議中の退席は慎んでください。
8. 銃器その他の危険なものを持っている方、酒気を帯びている方、その他秩序維持のため必要があると認められる方の傍聴はお断りいたします。
以上の事項に違反したときは、退場していただくことがあります。
乳がん:
マンモグラフィーによる乳がん検診に地域差あり 厚労省
厚生労働省の調べによると、乳がんを早期発見できるマンモグラフィーによる乳がん検診が03年度、全国の市区町村で約6割で実施されていることがわかった。しかし10%に満たないところもあるという。厚労省は来年度、新たにマンモグラフィー500台分の補助事業を始めている。
がん罹患率と死亡率の激減を目指す「第3次対がん10カ年計画」
「地域がん診療拠点病院」が、10カ年計画の唱える「がん医療の均てん化」の中心となる役割を担っている病院は、わが国に多いがん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん等)について、地域医療提供している。今後、この数わ2倍程度に増やすけいかくがなされている。